お問い合わせいただく中で感じること

チャンス・フォー・チルドレン事務局では、連日多くの方からのお問い合わせをいただいております。

最近のお問い合わせの中で多いのが、
震災後に習い事・塾等を続けることができなくなってしまったという声です。

「子どもが楽しそうに毎週通っていたそろばん教室。震災後は経済的に厳しく習い事にかかる費用を賄うことができない。」

「来年、受験を控えていて塾に通っていたけれども、震災後の度重なる転校の中で勉強に集中する環境も整わず勉強が遅れている。塾に通ってなんとか取り戻したいが塾の費用を支払うことが困難である。」

このようなお問い合わせを受ける中で震災によって、子どもたちの「学びの機会」が明らかに失われているということをひしひしと感じます。

お問い合わせいただく度に「なんとか応えたい」と強く思います。

しかし現状私たちは、150名という限られた子どもたちの支援しかすることができません。

私たちは、この150名の子どもたちの学びを全力で支えるのはもちろんのこと、150名以外の子どもたちの学びを支えられるだけの資金を集めることにも力を注いでいきたいと思います。

「すべての子どもに機会を。すべての子どもに夢を。」

すべての子どもたちの「学びたい」が実現する日を目指し日々努力して参ります。
(雑賀 雄太)