川北 秀人(CFCアドバイザー)

○IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者
○被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)共同代表幹事
1964年大阪生まれ。大学卒業後、(株)リクルート勤務、国際青年交流NGOの日本代表、国会議員の政策担当秘書などを務め、94年にIIHOE設立。NPOや社会事業家のマネジメント支援や企業の社会責任(CSR)への取り組みを支援している。

阪神・淡路大震災の直前に、家庭教師のバイトを始めた学生たちが、発災直後から、その教え子の安否確認や学習支援、そして、被災した子どもを、避難所となってしまった学校からキャンプ場へと連れ出し、さらには課題を抱える子どもたちへの学習支援にも踏み込んだ。
やがて、500人以上の学生や若者が、子どもたちの学習や自然体験を支援する団体へと育ったブレーンヒューマニティーが、子どもの貧困という課題に正面から向き合ってくれた取り組みが、チャンス・フォー・チルドレン。
この被災地支援がすごいのは、地域の教育関係者の雇用や仕事を生み出しながら、子どもを支える活動を、若者が組み立てていること。
日本発、しかも、若者発のこの社会的な課題解決のチャレンジを、しっかり応援し続けましょう!