トップマネジメント研修

2月24日〜25日にかけて、CFCの設立母体である
ブレーンヒューマニティー(BH)が毎年行っているトップマネジメント研修に参加してきました。

仙台からは今後のCFC東日本を担う2人の学生が合流しました。

今回のテーマはKPI(=重要業績評価指標)の設定と、
3年後のKPIの数値目標決定。
そして、最後に目標達成のための1年間の行為目標やタスクの洗い出しをしました。

KPIとは、簡単にいうとCFCの活動を評価するために必要な指標(数値で表されます)のことで、
この数値の変化によって、CFCの活動がミッション達成に向けてどれだけ
前進しているかがわかります。

KPIの例としては、寄付総額、バウチャーを利用した子どもの進学率の上昇率、
サポート会員の数等があげられます。

仙台からきた2人の学生も、BHの学生たちと同様に、
CFCのKPI設定のために朝方まで議論を交わしました。

この研修会のとてもよかったことは、それぞれの部門が議論して決定した事項に対して、
フィードバックしあえる環境にあることです。

これは、様々なセクションに分かれて多岐にわたる子ども支援を行っているBHの強みです。
(レクリエーション事業部、不登校関連事業部、国際関連事業部、学習事業部などなど)

でも何よりも大きかったのは、学生主体で活動を行う風土に触れたことではないでしょうか。
BHの学生と接したり、同じ空間の中で議論していくことで、
彼らの「目」が変わっていくのがわかりました。

「CFCの今後を自分たちが担う」

そんな意思が彼らからは生まれたように思います。

今後、彼らがやることは、今回研修に参加して感じたこと、学んだことを
他のメンバーと共有すること。

もっと寄附を集めて、もっとたくさんの子どもに教育機会を提供するために、
思いを同じくするメンバーをもっと増やしていきたいとのことでした。

ぼくたちはまだまだ未完成の組織です。

これを強く意識しながら、CFCを一緒に作っていく「仲間」として、
これから彼らとともに活動していきたいと強く思いました。


ちなみに2人は、研修の翌日、とある団体の講演でスピーチ、
そのあとは新聞社の取材対応等と、大忙し。
(しかも宿泊はボランティア宅等)

本当にハードなスケジュールでしたが、良く頑張ってくれました。

また彼らの活動も報告していきます!(今井)


■写真
BHの経営戦略担当から意見をもらいながら、来年の行為目標設定をするCFCボランティア