バウチャー利用率

CFCでは、毎月各事業者(学習塾や習い事教室等)から送付されるクーポン券と請求書をもとに、適正なバウチャー利用を確認し、換金処理(振り込み)をしています。
これは、口で言うほど簡単ものではなく、1枚1枚のクーポン券を数え、また請求書との照合を行う作業です。
現在CFC東日本では、200名の子どもに「25万円/年・人」のクーポン券を提供しています。クーポン券は1,000円券のみとなっていますので、一人あたり250枚のクーポン券を発行、200名で「50,000枚」ものクーポン券が発行され、世の中に出回っていることになります。

そしてCFC職員は、この換金処理と同時にすべてのクーポン券の使徒をデータ入力し、利用が適正か?また順調か?などを日々チェックしています。

今回は、このチェック時によく用いられる指標である「バウチャー利用率」について話します。バウチャー利用率とは、読んで字の如く、提供したクーポン券のうち、どの程度が利用されているか?ということを示す指標です。
発行したクーポン券全体に対して算出する場合もあれば、利用者一人あたりに対して算出する場合もあります。

またこの利用率は、バウチャー提供額を決めるうえで非常に重要な数字でもあります。もちろん利用率だけで提供額が決まるわけではありませんが、統計データとは異なり、実際の利用を裏付けている数字ですから、バウチャー提供額の妥当性を見極めるうえでは大切な数字でです。そして、学年別や地域別に算出することによって、バウチャー額をカテゴリ別に変更することも検討できます。
つまり利用率は、バウチャー利用の最適化を図るうえでは無くてはならない数字と言えます。

この度、CFC関西ではこの利用率を計測しました。4名の利用者ですが、本日がちょうど折り返し地点である利用開始から半年となります。彼ら、彼女らがどのようにバウチャー利用を行い、またどのような変化があるのか? 
我々職員にとって利用状況の確認はとても楽しみなことでもあります。

1、Aさん:40.34% 
2、Bさん:53.34%
3、Cさん:61.28%
4、Dさん:64.80%

皆さん、折り返し地点での利用状況はちょうど折り返しという感じでしょうか?
これからも彼ら、彼女ら一人ひとりを支えていけるよう、事務局業務を全うしていきます!!