「石巻・学校と社会との協働教育をめざす教育フォーラム」に参加してきました。

本日、NPO法人ハーベスト(http://www.heartbest.net/)が主催する教育フォーラムに参加してきました。

本フォーラムは「被災地のキャリア教育の機会を創出する」といった趣旨の元、
教育委員会、全国各地の学校支援団体、企業、NPOと様々なセクターの方々が連携し開催していました。

石巻の中学校体育館を会場に各企業・学校支援団体がそれぞれのブースを出展して、それぞれの事業内容や活動・商品の紹介をしたり、各企業が提供する講座プログラムが行われていました。
実際に新商品の自動車を体育館の中に展示している企業や、製品の制作体験のプログラムを実施する企業があり、子どもたちも目を輝かせながら、企業の方の話を聴き、一緒に来た友人と楽しそうにプログラムに参加していました。

そして今回、私が特に感銘を受けたのは「学校」という枠を超えて様々な方々が協力し子どもたちの「教育の機会」を創りだしていたことです。当イベントには11もの企業が参画して、延べ50名程の社員の方々が参加されていました。

それぞれのブースでは社員の方々が子どもたちに一生懸命に語りかけていました。
・モノ作りをしているから分かるその仕事の面白さ。
・営業をしているから分かるその仕事の大変さや喜び。
どの話も、その仕事をしている方だからこそ語れるものでした。

私はそんな姿を見て、いろんなセクターの方々が連携しそれぞれが持つ強みや資源を活かすことで、子どもたちに対する教育的な効果も高めることができるに違いないと確信しました。

私たち自身も企業やNPO、行政の方々との連携を大切にしながら活動していますが、それぞれが持つ強みや資源を意識して、子どもたちに提供する教育の質を高めるべく、より良い連携をしていきたいと思います。