スキルアップ研修を実施しました。

2月23日・24日、ブラザー・シスター(大学生ボランティア)を対象としたスキルアップ研修を実施しました。

まず、仙台事務局職員の雑賀より現在取り組んでいるプロジェクトの説明・CFCのミッション、そしてブラザー・シスターに求められる役割について講義をしました。当講義では改めて、学校外教育の利用に限定したバウチャーを提供する意図や、子どもの人口や貧困率の動向を踏まえた上でのCFCのミッション等を再確認しながらCFCに対する理解を深めていきました。

講義終了後は、これまでの一年間の活動を振り返りました。
まずはそれぞれが課題・問題点をポストイットに書き出し、その後書き出された課題・問題点が解決された状態(=理想状態)について話しました。
そして、現実を理想に近づけるための改善方法について議論した結果、たくさんのアイディアが生まれてきました。
現在、アイディアの段階ではありますが、この場で生まれた改善案をそのままにせず、タスクレベルまでに落とし込み実行していきたいと思います。

そして最後には、CFCアドバイザー・トレーナーでもある出村和子先生にお越しいただき、「電話によるコミュニケーション」をテーマに実践を交えながら研修を受けました。
CFCサポーター紹介:http://www.cfc.or.jp/corporate/supporter.html
講義のはじめには「電話でのコミュニケ―ション」と「対面でのコミュニケーション」との違い・それそれのデメリット・メリットについて考えました。
その後は、電話面談の中で起こると想定される状況を設定し、実際にその状況を2人組でロールプレイングしました。
実際に、バウチャ―利用者を演じてみることで利用者の気持ちを改めて考えるきっかけにもなったようです。

電話での面談が中心となる彼等・彼女等にとって、一年間活動を終えたこの時期に改めて電話でのコミュニケーションについて考える貴重な機会になったと思います。この研修会での学びが子どもたちに還元されればと思います。

3月で、一旦担当している子どもとの面談は終了します。3月が最後の面談となりますが、最後までしっかりと子どもと向き合ってほしいと思います。


グループワークをしている様子


出村先生からのレクチャーの様子