大学生が子どもに関わる意味

チャンス・フォー・チルドレンには、「ブラザー・シスター制度」という制度があります。
このブラザー・シスター制度では、大学生のボランティア(ブラザー・シスター)が子どもと定期的に面談してクーポン利用についてのアドバイスをしたり、学習・進路の相談を行ったりします。身近なお兄さん・お姉さんとして子どもたちを継続的に支えていきます。
ブラザー・シスター制度の詳細はこちら⇒《http://cfc.or.jp/parentchild/

そしてこの度、この大学生ボランティア(ブラザー・シスター)の養成を目的とした「ブラザー・シスター養成研修」を実施するにあたり、大学生がこの制度に関わる意味について、改めて私自身考えてみました。
この制度ができたときのことを思い出しながら、様々なことを考えましたが最後には、大学生が関わることには大きな意味があると確信することができました。

その意味とは、大学生が「子どもたちの身近なロールモデルとなること」です。

皆さんも子どもの頃に「あんなお兄さんになりたいな。」「あんなふうになりたいな。」と思う憧れの人がいたのではないでしょうか?
大学生は子どもたちの「憧れの人」になることができるのだと思います。

大学生は子どもにとって大人でもない。でも子どもでもない。自分のちょっと未来を生きている人です。
そんな大学生が子どもに寄り添う。
子どもたちは大学生との関わりの中で、自分の少し先に事について考え、自分のしたいことは何か、どんなふうになりたいかといったことを考える機会を持つようになると思います。
こうした機会を子どもたちに提供することができるのはやはり「大学生」だと思います。


この制度が子どもたちの将来進んでいく道を支えることができるようにしていきたいと思います。