苫野 一徳(CFCアドバイザー)

日本学術振興会特別研究員(PD)
早稲田大学教育・総合科学学術院助手を経て現職。専攻は哲学・教育学。著書に『どのような教育が「よい」教育か』(講談社、2011)、共著書に『よい教育とは何か』(北大路書房、2011)、『子どもと教育の未来を考える』(北樹出版、2009)、『知識ゼロからの哲学入門』(幻冬舎、2008)など。

学校外教育のウエイトが比較的高い日本の教育現状においては、学校外教育の機会もまた、できるだけ均等にしていくことが望まれます。その意味で、CFCの学校外バウチャーは極めて画期的なアイデアだと思います。
 もちろん超長期的には、学校外教育にできるだけ頼る必要のない、公教育や社会のあり方を構想していく必要があるでしょう。しかし現実問題、学校外教育はこれからもしばらくの間、学校教育を補完する重要な教育機会であり続けるでしょう。この学校外教育の機会の不平等に着目し、これを是正することをミッションとしたCFC。心から応援しております!