長尾 文雄(CFCアドバイザー・トレーナー)

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー理事
大阪女学院大学・短期大学非常勤講師
関西学院大学卒、関西学院職員、社会福祉法人「関西いのちの電話」事務局長を経て、フリーランス大阪女学院短大・大学、南山短期大学、追手門学院大学などの非常勤講師を兼務。

家庭の貧困は子どもの学習機会を奪い、子どもの知・体・心の成長を低下させ、次世代の貧困を生む、社会的最重要課題の一つです。
2009年11月に兵庫県西宮市で、学生たちがささやかな活動を立ち上げました。
家庭の経済的困窮のため学校外教育(学習塾や習い事、キャンプ活動など)に参加できない子どもにチャンスを提供したいという想いを形にしたのです。
システムが動きはじめて3年目。2011・3・11 東日本大震災が発生。このシステムを活用して、被災した子どもに継続的な復興支援にしようと新に仙台にCFCの拠点を置き、活動を開始。被災児童の学習機会と自然や仲間と触れる野外活動の機会の提供、サポートする学生ボランティアの成長、そして被災地の学校外教育機関の支援を課題にして取り組んでいます。
推進しているスタッフはかつて西宮でCFCを立ち上げたメンバーが中心となっています。社会的課題の一つでも解決しようとするこの活動が拡がるように応援しています。