学校外教育バウチャーの仕組み

CFCが行っている学校外教育バウチャーの仕組みは下図の通りです。



従来の助成金等の現金給付とは異なりバウチャーの仕組みでは、
事業者からバウチャーを回収し、換金をする作業が発生します。

しかし、ここまで面倒な仕組みを採用するのにはもちろん大きなメリットがあるからです。

1、現金給付は使途を限定できないが、バウチャーは教育のみに限定が可能である
2、現金は貯蓄にまわる可能性があるが、バウチャーは有効期限を設定できるため、必要な時に必要な支出を促すことができる
3、教育事業者は、バウチャーを得るために切磋琢磨するため、教育事業の活性化、ひいては地域全体の教育サービスのクオリティの向上が見込まれる

他にもいくつかメリットはありますが、大きなメリットは上記3点かと思います。

また、CFC職員としては、直接子どもたちに勉強を教えたり、支援をしたりするわけではないので、
バウチャーを回収し、換金作業をする行為は、ただの事務処理作業ではなく、子どもたちの適正な利用を見届ける行為でもあります。
「今月もしっかりバウチャーを利用している」
「この子は新しい学びの場を得て、今も頑張っている」

旗から見ると非常に面倒に感じるこの作業も、職員にとっては子どもたちの様子を確認できる大切な時間でもあります。