5月18日・19日に大学生ボランティア養成研修を開催しました。

5月18日(土)、5月19日(日)に仙台市内で、大学生ボランティア養成研修を開催しました。
研修には、宮城県内の様々な大学から学生が参加してくれました。
2日間で研修に参加した52名の内、47名がブラザー・シスターとして活動することを決意してくれました。

新たなメンバーが加わったことで、ブラザー・シスターは全員で82名となります。
真剣な眼差しで話を聞く姿からは「子どもたちのサポートをしたい」という意志が強く感じられ、これから共に活動できることが楽しみでなりません。

≪研修概要≫
○日時
(1)A日程:2013年5月18日(土) 10:00〜18:00
(2)B日程:2013年5月19日(日) 10:00〜18:00

○参加者(2日間合計)
52名

○養成されたブラザー・シスター(2日間合計)
47名

○講義
【講義1】
「Chance for Children/ブラザー・シスター制度の概要」
担当雑賀 雄太(一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事

【講義2】
「子どもの貧困、貧困家庭の実状」
担当雑賀 雄太(一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事

【講義3】
「被災した子どもの心理状態と支え方」
担当:佐藤 利憲(仙台青葉学院短期大学看護学科精神看護学講師)

【実習】
∇セッション1
「コミュニケーション基礎」
∇セッション2
「ロールプレイング」
∇セッション3
「グループワーク」
担当:出村 和子(日本いのちの電話連盟理事)

最終セッションのグループワークでは研修の振り返りをした後、全員で大きな輪をつくり『どのようなブラザー・シスターになりたいか』というテーマで共有をしました。
参加者からは、

「利用者が親や先生に話せないようなことも話せる存在になりたい」

「電話ごしではあるが、利用者が身近に感じてくれる存在になりたい」

といった声があがりました。

6月頭から利用者とのマッチングが始まり、6月8日には初回面談が開始します。

面談を重ねるうちに、彼ら彼女らも悩み、疑問が出てくると思います。
利用者の話を聴き相談にのれるように、私たちブラザー・シスターの間でもお互いを支え合い、より良い面談ができるよう努力して参ります。

新たなスタートをきったブラザー・シスターをどうぞよろしくお願いします。

研修会責任者 三笠 茜